起きると君は丸まって寝ていた
 きっと昨晩がんばったんだね


 僕もたまには奴らと同じように
 蛾になって君に会いたい
 そしたらその白い腕で
 絞め殺してくれないか
 

 君を見つめている
 君は眠っている

 しばらくこうしていよう



 いつか朝日がさらって行くまで