ふ や け またおいでよ . . .

物語のはじまりは
静かなほうがいい
ゆっくり浮かぶ凧の
小さくなっていくのを
眺めてるのが好きだ
よく晴れた日に
ふやけた時に
赤いその耳
呼びたい君